印西ポップカルチャーをつくる人物をインタビュー!
インザイのジンザイ。
印西のオリジナルをつくるのは、街中でも目立つ人に違いない! 編集部が独断で選んだ“印西ポップカルチャー”を支える人物をリレー形式でインタビューします。
いんザイ君/印西市マスコットキャラクター
印西市の宣伝隊(サイ)長「いんザイ君」が、遂に登場!
― これまで半年強つづいてきた「インザイのジンザイ。」ですが、なんと今回で最終回。で、気づいたことには、ジンザイの「ジン」はこれまで登場いただいていますが、肝心の「ザイ」がいないのでは? というわけで、大トリを飾るのは、トリではなく「野サイ」。はい……、印西市民の心のよりどころ「いんザイ君」です! いんザイ君、はじめまして。本日はよろしくお願いします!
いんザイ君:……!(ペコリ)
― おや?いんザイくん、初めての取材でもしかして緊張してますかね? 早速ですが、まずは簡単な自己紹介をお願いできますか?
いんザイ君:……。(モジモジ、チラッ)
― あれれ? いんザイく〜ん?(お声が遠かったかな…)。出身地や好きな食べものなど、プロフィールを教えてくだサイ!
いんザイ君:!!(アセアセ)。
ジンザイさん:すすす、すみませーーーん! 到着遅れちゃいました…横から失礼します! いんザイ君は子どものサイなので、リアルタイムではなかなか人間の言葉を喋れないのです。なので、今日は私が通訳をします!
― えっ!? そうなんですか!? あなたは一体…??
ジンザイさん:あっ、申し遅れました。私はサイと人間のハイブリッドな妖精「ジンザイさん」です。人間の世界だとインザイくん一人では生きられないので、私が陰ながら通訳などサポート全般を行っているのです。
― なんと…! そうだったんですね。では、本日はいんザイ君とジンザイさんのお二人でお送りできればと思います!
ジンザイさん:はいっ!何でもお聞きください!
いんザイ君:(ペコリ!)
― はい。あらためて、自己紹介をお願いできますか?
(*以下、いんザイ君の発言を通訳を介してお届けします)
いんザイ君:印西市のマスコット、いんザイ君です! ボクは印西市にサイている、コスモス畑で生まれたんだ。好きな食べ物は印西産のお米とおせんべいとスイカとイチゴ。趣味は市内のお散歩です。普段は、市内外のいろんなイベントに参加したり、街の人たちと交流したりと、「サイ」高な日々を送っているよ!
― お〜!(サイ、サイ、いちいち強調するんですね)楽しそうです。お仕事が無い日は、どんなことをしているんですか?
いんザイ君:食べるのが大好きなので、ごはんを食べるか、お昼寝するのがサイ高です! いつも、すぐ眠たくなっちゃうんだよね。
― いつもお目々がトロンとしてますもんね。どんな夢を見るんでしょう?
いんザイ君:やっぱり、ごはんを食べる夢かなあ。
― ずっと食べているんですね(笑)。公式プロフィールにもありますが、お腹にある「印」のマークは一体、何ですか?
いんザイ君:モチロン、印西市の「印」です! 市長が特注で作った印鑑で、ボクのお腹に押してくれたの! その印鑑も市長からもらった宝物。だけどボクの腕が短くて持てないから、実は捺したことはないんだよね…。あっ!このことは印西市の皆には内緒でね!いつか捺してみたいんだけどな〜。
いんザイ君、初めての電車にエキ「サイ」ト!
― 2020年度、コロナ渦でなかなかイベント等も減っていますが、自粛期間中はどんなことをされていましたか?
いんザイ君:緊急事態宣言中は外出を控えていたけど、行ける範囲で市内の人が集まらないところに出かけたりはしていたよ。いまも、この状況でできることを考えながら活動しているよ!
― Twitterでの発信も積極的にされていますよね。2020年度の一番の思い出は何ですか?
いんザイ君:コスモス畑に行ったこと!
― いんザイ君の生まれ故郷ですね! 久しぶりの里帰りでしょうか?
いんザイ君:はい! 実はボク、コスモスがサイている時期にしか里帰りできなくって……満開の時期に行ったので、すごくキレイでした。コスモス畑の中でお昼寝もして、とっても気持ちよかったな〜。
― 年に一回しか帰れないんですね……。趣味は市内のお散歩とのことでしたが、いつも歩いてお出かけするのでしょうか?
いんザイ君:いつもは歩いてばかりですが、今年は初めて電車に乗ったんだよ! 車両基地にも行ったよ。
― おお!北総鉄道ですね。どうでしたか? 鉄道に乗ってみて。
いんザイ君: すごく速くてビックリしました!!! ボク、歩くのが遅いんだけど、負けないようにもっともっと筋トレしたいと思います!
― すごい意気込みです…! 普段からトレーニングされているんでしょうか?
ジンザイさん:今日も取材のために走り込みしてきたんだよね?
いんザイ君:SAY!YES! いつか電車より早く走れるようになれたらいいなあ。
― それはサイじゃなくて、セイじゃないでしょうか…。
みんなのヒーローのような存在になりたい。
― でもいんザイくん、走り込んでるだけあって、動きが俊敏ですね! 印西市のどんなところが好きですか?
いんザイ君:優しい人がたくさんいるところ! 印西市のみんなもボクのことを我が子のように可愛がってくだサイます。いっぱい、いっぱい住みよいです!!
― (本当かなぁ…)でもいんザイくんみたいな子が近くにいたら、私も溺愛してしまいそうです…! お友達もたくさんいるんですか?
いんザイ君:いっぱいいるよ! 人間の子どもも大人もいっサイがっサイ!ゆるキャラ仲間も! 子どもたちはボクを見つけるとみんな抱きついてくれて、たくさんの愛をみんなから受け取ってます!
― 素敵です…! そんな愛がいっぱいの印西市を代表するマスコットキャラクターとして、今後この街をどうしていきたいかなど、ビジョンはありますか?
いんザイ君:市民のみんなが暮らす環境と、印西の自然がちゃんとこう、何というか、調和する街になってほしいなあ。ニュータウンにみんなが流れていくことで、いろんなものが人工的に開発されがちだと思うんだけど、ボクの故郷でもあるコスモス畑とか、いま残ってる自然をきちんと大切にしつつ、みんなが住みやすい街にできればサイコーです! そして、カレーにかぎらず、美味しい食べ物がもっとも〜っとたくさんある街になればいいなあ。
― わぁ。急にまとまったことを言ってもらいました。でも、印西市は美味しい食べものもどんどん生まれているから、いっぱい食べたいよね〜。ええと…、最後にジンザイさんにもお話を伺ってみたいのですが、いんザイ君のサポーターとして、今後どんな風にいんザイ君のキャラクターを発信していきたいですか?
ジンザイさん:いんザイ君は、みんなのヒーローみたいな存在になれればいいなと思ってます。道徳心や社会性みたいなものを教養としていんザイ君に身につけてもらって、発信できたらなって。市民の憧れの対象になってもらえたら嬉しいです。
― そうなったらものすごく影響力のあるサイとして浸透していけそうです…! 世界初の、サイのヒーローにもなり得ますね。
ジンザイさん:そうですね! 世の中にいんザイ君を打ち出していくためのコンセプトをもっと磨いて、もっと既存の枠を逸脱した生き物にしていけたらと思います。
― ちなみに、いんザイ君にライバルはいるんですか?
ジンザイさん:『どうぶつの森』のサイがライバルだそうです(笑)。『どうぶつの森』に出たい!と言ってました。出演オファー、待ってます!
― まさかの『どうぶつの森』…! お二人とも、本日はありがとうごザイました! 最後に、あらためてお一言ずついただけますか?
ジンザイさん:いんザイ君は、印西市とともにもっともっと進化していきます! みなさんこれからもたまにツイッターをチェックしてください!
いんザイ君:みんなのヒーローになれるように筋トレたくさん頑張ります〜! 楽しみにしていてくだサイ!
PROFILE
いんザイ君(INZAI-KUN)
印西市内・大森在住。市の花のコスモス畑で生まれた、ピンク色のサイの男の子。おっとりした性格で、お昼寝が大好き。チャームポイントは、しっぽに咲い(サイ)たコスモスの花。おなかに押された「印」マークがトレードマーク。「みなさん、これからも仲良くしてくだサイ!」
LINK:いんザイ君のTwitter
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千葉県北西部に位置する印西市は、千葉ニュータウンをはじめとする住環境と豊かな自然に恵まれ、「住みよさランキング」7年連続の全国1位も記録しています。しかし、そんな“住みよさ”の一方で、個性があまり目立たない……という声もちらほら。
「MAKE INZAI ORIGINAL」は、そんな印西に市民の手で“印西らしさ”をアピールするモノ・コトを作り出し、印西の新しい魅力を発信していくプロジェクトです。
新しい「印西のオリジナル」をアピールするイベントやワークショップを、継続的に行なっていきます!